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インプラント治療失敗とメンテナンス

2014-03-15 21:42:47 配信 ]

設備の整った病院で、実力のある医師の治療を受けることによって、インプラント手術は成功率を高めることができます。

しかし、インプラント手術が成功したからといって、インプラント治療が成功したわけではありません。

術後のメンテナンスを適切におこなって、インプラントを維持することが出来て初めて、インプラント治療は成功したと言えます。

インプラントは術後に適切なメンテナンスを行わなければ、インプラント周囲炎という特有の感染症を引き起こすことがあります。

これは歯周病に似た病気で、インプラントに汚れが貯まることが原因で発病します。

メンテナンスはこうした病気を予防するために、インプラントをきれいに保つことを目的に行われます。

メンテナンスには患者自らが生活の中で行うものと、定期検診の際に歯科医院で行うものの2パターンがありますが、主な内容はブラッシングになります。

患者は日々のブラッシングで、インプラントの汚れを入念に落とし、インプラントを長期間維持できるよう心掛けます。

一方、歯科医院では患者のブラッシングの仕方を指導したり、インプラントの状態を検査することによって、インプラントが正常に保たれているかをチェックします。

インプラントを成功させるには、この二つのメンテナンスをあわせて行っていくことが重要となります。

歯科医院を選ぶ際には、設備や医師をチェックすることも大事ですが、術後のメンテナンスに力を注いでいるかどうかもチェックしてみるといいでしょう。