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インプラント治療は本当に必要か

[ 2017-10-31 16:29:48 配信 ]

インプラント治療は、今やほとんどの歯科医院で施術を受けることができ、また自分の歯のように自然な感覚で噛めるようになる、見た目に違和感がない等といったメリットが強調されています。実際にインプラント治療にはそうしたメリットがあることは確かですが、これまで触れてきたように非常に高い治療技術が求められる故に失敗してしまった場合のリスクも充分に考える必要がある治療法です。

確かに患者としての立場でなく歯科医院の側から考えてみれば、これだけ街中の至る所に歯科医院が乱立している現状を見れば、クリニック間の競争が激しく一般的な保険適用の診療だけでは経営が成り立たないという極めて現実的な事情があるのかもしれません。

もちろん大半の歯科医師はそうした経営面の利益を第一に追求するのではなく医療者として患者さんの健康を何よりも考えてくれているものと信じたいところですが、残念ながら医院の経営が苦しくなってしまうとそうした綺麗事だけでは片付けられない面も多々あるのではないでしょうか。

インプラント治療における諸々のリスクを踏まえた上で治療実績の豊富な歯科医院を慎重に選び治療を受けるという選択肢があることは確かですが、本当に自分にとってインプラント治療が最善なのか、それとも歯科医院の都合で勧められるままに治療を受けようとしているのか、患者として冷静に判断する必要があるのではないでしょうか。

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インプラント治療のクリニック選びの重要性

[ 2017-06-02 14:30:20 配信 ]

日本では、歯科医はコンビニよりも多いと言われています。非常に難しい技術を必要とするインプラントの施術が、そのコンビニよりも多い歯科のあちこちで「インプラント治療ができます!」と宣言して要ると考えると少し危険なようにも思えます。病院にも外科や内科、耳鼻科や眼科など、さまざまな専門があります。総合病院でない限り専門の治療を行います。しかしインプラントに関しては、一般歯科でもインプラント部門を設立しているクリニックは少なくありません。

もちろん、一般歯科でもインプラントに関する知識と技術を習得し、総合歯科として確かな技術を持っているクリニックもあるでしょう。しかし、インプラントには知識と技術はもちろんですが、設備も必要になります。ただあごの骨に埋めるだけのように思えても、正確に位置を決め、インプラントを固定する骨の量が足りない場合は、骨の造成手術なども行わなければいけません。それらは、決して付け焼刃の技術と設備でどうにかなるものではありません。

実際、インプラントが上手く骨に埋まらず歯茎に食い込んでしまった事例や、骨の造成に失敗した例などもあるそうです。インプラント治療を失敗しないためには、冷静な目でクリニックの技術を判断する必要があります。単純な成功率だけではなく、どれくらいの症例を治療してきたか、難症例に対応しているか、口腔外科の知識や技術を豊富に持っているかそうかなどが、選ぶためのひとつの指針となりえるのではないでしょうか?

インプラントと一言にいっても、症例は様々です。歯周病などで欠損した歯を取り戻すため、インプラントで入れ歯を固定するため、曲がって生えた歯を抜いて矯正するため……目的は様々なのです。自分の症例と似た症例の治療実績があるクリニックを選べば、失敗が少なくなるでしょう。

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インプラントの失敗と症状

[ 2015-09-01 16:04:26 配信 ]

今や、失った歯を取り戻すための治療として一般的になったインプラント。上手に活用すれば、高い審美性と自然な着け心地で、従来の治療以上の高い満足を得ることができます。

しかし、その影には、治療に失敗している人が、また多くいることも忘れてはいけません。国民生活センターが開示している情報によれば、2006年から2011年のたった5年の間に、2000件を超えるインプラント関係の相談があったそうです。

インプラントの失敗の症状は、施術後しばらくしてから徐々に出てくるものです。施術後すぐには気がつかないので、なんともないと思っていても油断は禁物です。あなたやあなたの周りの方に、もし、インプラントを受けた方がいたなら、以下のような症状が出ていないか、施術後半年以上は注意深く観察するようにしましょう。

まず、インプラントの失敗で、最も現れやすいのが痛み・しびれといった症状になります。インプラント手術後に痛みが残る場合には、手術時に用いたドリルによって、歯にやけどを負った可能性があります。あるいは、インプラントを強く入れ込みすぎた場合にも、痛みが残る場合があります。どちらにせよ、インプラント手術後にどうしても痛みが消えない場合には、一度、歯科医院を訪れて相談をしたほうがいいでしょう。

また、もう症状であるしびれは、手術時に神経を傷つけたときに残る症状になります。こちらの症状があらわれた時には、できるだけ早く歯科医院に相談したほうがいいでしょう。早急な治療を開始したほうが治せる可能性が高くなります。

その他にも、インプラント失敗後には、インプラントのぐらつきやインプラントの脱落、インプラントが折れるなどの症状が現れることがあります。なんにせよ、インプラント治療後に少しでもおかしいと思ったときには、すぐに歯科医院で見てもらった方が、症状が悪化せずに済むのでいいでしょう。

インプラントと医療事故

[ 2015-05-11 14:31:20 配信 ]

普段、歯科治療を受けるときに、あなたは命の危険を感じたことがありますか?

おそらく、あまりないと思います。例えば、虫歯の治療って面倒くさいし、痛いですけれど、それが原因で死ぬことはなさそうですよね。他の一般的な歯科治療についても同じことが言えると思います。

ですが、インプラントについては、同様の感覚で治療を受けると危険かもしれません。インプラントは、他の歯科治療とは一線を画した“外科的治療”なんです。外科治療には危険が伴うということは、皆さんもよくご存知でしょう。

現に、数年前に日本でも、インプラント治療による死亡例が出てしまっています。詳細は伏せますが、医師の技術不足と設備体制の不備による事故でした。当時は他にも、死亡事故まではいかなくとも、医療事故と呼ばれるものが数多く発生していました。

現在では、当時よりも格段にインプラント技術は進んでおり、インプラント治療によるリスクは限りなく小さくなったといえます。ですが、どんなに小さくても、治療に危険性が伴うことは決して変わりません。他の外科的治療と同じです。

患者である私たちは、そのリスクを十分に承知した上で治療に望むべきなのです。

インプラント治療とインプラントの資格

[ 2014-03-18 13:27:47 配信 ]

インプラント治療を成功させるには、医師の高い技量が必要不可欠です。

そこで多くの場合、歯科医院選びの際には医師の実力を調べるために、医師の持つインプラントの資格をチェックします。

しかし、インプラントの資格から必ずしも医師の実力を測れるとは限りません。

なぜなら、インプラントに関する資格は様々な学会によって発行されており、それぞれの資格ごとに取得難易度が異なっているからです。

中には比較的簡単に取れる資格もあるので、有資格者が実力者とは限らないのです。

また、有名な資格を持っていたとしても、学会ごとに難易度の違う、同名の資格を発行していることがあるので注意が必要です。

そこで歯科医院選びをする上では、インプラント資格を持たなくてもインプラント治療は行える、ということを心に留めておきましょう。

そのことを踏まえると、簡単に取れるインプラントの資格が、患者にとってあまり意味のなさないものだということが分かります。

インプラント資格から医者を選ぼうと考えるなら、本当に難しい資格を持っているかどうかで判断するといいでしょう。

インプラント治療とトラブルの実情

[ 2014-03-17 22:17:52 配信 ]

インプラント治療は歯科医院選びさえ失敗しなければ、基本的に手術の成功率も高く、安全な歯科医療と言えます。

一方、その裏側でインプラント治療を巡ったトラブルも、少なからず発生しています。

日本でインプラント治療を受ける患者の割合は、全患者数の数パーセントと言われていますが、そのうちわかっている数だけでも、年間100件以上の手術トラブルが発生しています。

トラブルの多くは、医師の実力不足や歯科医院の設備不足を原因としています。

近年、歯科医は増加傾向にあり、その流れでインプラント治療経験が浅い医師が、インプラント治療を行うケースが増えているのです。

他にも、歯科医院が費用削減のために適切な器具を使わなかったことで、トラブルが起こったケースなどもあります。

勿論、ちゃんとした歯科医院で手術を受けていれば、このようなトラブルが起こる可能性は少ないです。

このようなインプラント治療のトラブルに巻き込まれないようにするには、治療を受ける患者自身が歯科医院選びをしっかりと行うしかありません。

確かめるべきことを一つ一つチェックし、よりよい治療を行ってくれる歯科医院を探し出すのが大切です。

インプラント治療とインプラントメーカー

[ 2014-03-16 19:46:24 配信 ]

インプラント治療では、インプラント本体を顎に一体化させるように取り付けることで、失った歯を補います。

言い換えれば、インプラント治療とはインプラント本体を体の一部にする治療法です。

その為、インプラント治療の成否は、インプラント本体の優劣にかかっているといえます。

手術事例の中には、劣悪なインプラントを取り付けて、手術が失敗したケースもあるので注意が必要です。

インプラント治療を選ぶとき治療費用が安いところを選びがちですが、費用が安ければ安いほど、取り付けられるインプラントの質も下がるので気をつけなければなりません。

特に、相場を大幅にしたまわるインプラント治療については、信用性のないインプラント本体を使っている可能性が高いです。

インプラント手術を成功させるためには、治療費用とあわせて、信用性があるインプラント本体を選んでいくことが重要になります。

インプラント本体の信用性は、それを製造するメーカーの信用度によって判断することができます。

一般的に、インプラント本体は海外メーカーが主流で、値段が高い代わりに信用度も高いです。

一方、国産メーカーは比較的値段が安い代わりに、海外メーカーほど信用度が高くありません。

どちらにせよ、メーカー自体の評価を調べることが何より大切なことになります。

治療を始める前に、歯科医院選びの時点でどのインプラントメーカーを採用しているかをチェックすることが、治療を成功させる第一歩になります。

インプラント治療失敗とメンテナンス

[ 2014-03-15 21:42:47 配信 ]

設備の整った病院で、実力のある医師の治療を受けることによって、インプラント手術は成功率を高めることができます。

しかし、インプラント手術が成功したからといって、インプラント治療が成功したわけではありません。

術後のメンテナンスを適切におこなって、インプラントを維持することが出来て初めて、インプラント治療は成功したと言えます。

インプラントは術後に適切なメンテナンスを行わなければ、インプラント周囲炎という特有の感染症を引き起こすことがあります。

これは歯周病に似た病気で、インプラントに汚れが貯まることが原因で発病します。

メンテナンスはこうした病気を予防するために、インプラントをきれいに保つことを目的に行われます。

メンテナンスには患者自らが生活の中で行うものと、定期検診の際に歯科医院で行うものの2パターンがありますが、主な内容はブラッシングになります。

患者は日々のブラッシングで、インプラントの汚れを入念に落とし、インプラントを長期間維持できるよう心掛けます。

一方、歯科医院では患者のブラッシングの仕方を指導したり、インプラントの状態を検査することによって、インプラントが正常に保たれているかをチェックします。

インプラントを成功させるには、この二つのメンテナンスをあわせて行っていくことが重要となります。

歯科医院を選ぶ際には、設備や医師をチェックすることも大事ですが、術後のメンテナンスに力を注いでいるかどうかもチェックしてみるといいでしょう。

インプラント治療とセカンドオピニオン

[ 2014-03-14 配信 ]

インプラントは成功すれば、自分の歯のように噛めるようになり、見た目も良くなるなどメリットの多い治療です。

しかし、失敗してしまった場合には、インプラントが定着しないばかりか、神経を傷つけてしまったり、感染症にかかってしまうこともあります。

このようにインプラントは失敗した時のリスクが大きいですから、出来るだけ成功させるために歯科医院選びが重要となります。

歯科医院はホームページを見るなどして、高度な技術力や設備を持っていそうなところを選びましょう。

ですが、実際にはそれだけで適切な治療を受けられるかどうかを判別することはできないので、セカンドオピニオンを求めることが重要となります。

初めに訪れた歯科医院の意見の他に、複数の歯科医院の意見を集めることで、納得のいくインプラント治療を受けることができます。

より自分に合っていると感じた治療を受けることで成功率も高まりますし、後々のトラブルにもつながりにくくなります。

最近では、セカンドオピニオンを受け付ける歯科医院も増えてきましたから、治療を受ける際には積極的にセカンドオピニオンを活用してみてください。

インプラント治療失敗と禁忌症

[ 2014-03-13 配信 ]

健康な歯を削らずに、人工歯根を埋め込むことによって自然な噛み合わせを取り戻すインプラントは、とても優れた手術です。

しかし、どんな優れた手術でも、成功する条件が整っていなければ失敗することもあります。

インプラントで失敗しないためには、高度な技術力を持つ歯科医師がおり、最新の設備が整った歯科医院を選ぶことが何より大切です。

ですが、それらの条件が整っていても、インプラントが上手くいかないケースがあります。

それは、患者がインプラントの禁忌症を持っていることが、原因になっている場合があります。

禁忌症とは治療を行ってはいけない病気・症状のことを指しますが、インプラントでは基本的に、全身疾患を持つ方は治療を避けたほうが良いとされています。

ここでいう全身疾患には、糖尿病・肝臓病・心筋梗塞・高血圧・血液疾患・骨粗鬆症などの症状が含まれます。

他にも、歯が出来上がっていない若年の方や妊婦の方、歯周病をお持ちの方なども、治療を避けたほうがいいとされています。

禁忌症をお持ちの方がインプラント手術を受けても、インプラントが定着せず、失敗してしまう確率が高いです。

ですから、インプラント治療を受けるときは歯科医院選びも重要ですが、自分がインプラント治療に適しているかも知っておきましょう。

自分では判断できない場合には、担当医に直接聞いてみるのが一番確実です。

インプラント治療と内科診察の関係

[ 2014-03-10 配信 ]

インプラント手術が、医師の”技術力”と病院の”設備”にかかっているというのは、前々から話してきました。しかしその他にも、もう一つインプラントの成否を分ける要因が存在しています。

それは”内科的観点からインプラント治療を行っているかどうか”ということです。

つまり、インプラントというのは歯科医による外科手術なのですが、それを万全にサポートする内科的な診察も必要なのです。一般の病院で、外科の治療を受けるときに内科の治療も受けるのと、同じように考えるとわかりやすいですね。

数年前までは、こうした内科的診察を行っていない歯科医院も多く、患者さんに”持病”などがあったために、手術失敗につながったケースも少なくありませんでした。

しかし、近年ではようやく、インプラント治療のために内科を併設している歯科医院も増えてきました。

インプラント治療を受けるときは、そうした内科的診察を受けられる病院で施術してもらったほうが、より安全に手術を受けられるでしょう。

インプラント治療で失敗しないために

[ 2014-02-27 配信 ]

インプラントは何らかの原因で歯が抜けてしまった後の治療によく用いられています。

人工歯根を顎の骨に埋入し、人工歯をそれに取り付けます。

機能性や審美性に優れており、部分入れ歯のように違和感がありませんし、ブリッジのように周りの健康な歯を削りません。

インプラントはメリットが多く、成功率の高い安全な治療ですが、中には医療事故が起こるケースもあります。

その場合は技術力や設備に問題がある歯科医院を選んでしまったことが失敗の原因になっていることが多いです。

医療事故を避けるためにも技術力の高い歯医者さん、設備の整っている歯科医院を選んだほうが良いです。

最先端の設備の一つに歯科用CTがあります。これが導入されていると口腔内を3次元撮影することが可能です。

あごの骨がどんな状態か、傷つけたくない神経や血管の位置、インプラントの埋入の方向などがはっきり分かるので医療事故の可能性が低くなります。

歯科医院のホームページで歯科用CTが揃っていれば紹介していますのでチェックしてみてください。

インプラント治療で失敗してしまう原因

[ 2014-02-20 配信 ]

歯を失ってしまった場合の歯科医療にはインプラントがあります。

チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、それにセラミック製の人工歯をかぶせる歯科医療を行います。

顎の骨にしっかり固定されるうえに審美性も高いので、部分入れ歯やブリッジよりメリットが大きいと期待されています。

どんな手術でもそうですがインプラントでも100%成功するわけではありません。

中には手術に失敗してしまうケースもあります。その場合は歯科医院選びに失敗してしまった原因が考えられます。

インプラントは高度な歯科医療技術と経験、最新の設備が求められます。

技術力の高い歯科医師から手術が受けられるかどうか、インプラントの症例数は多いかどうか、設備は整っているかどうか、歯科医院のホームページでよく調べてから治療を受けたほうが良いです。

歯科医院ではインプラントのメリットやデメリットも含めてどんな治療なのか分かり易くご説明しています。

患者さんが納得してから治療が始められますので、なんでも相談のうえで治療を受けるかどうか決めることができます。

インプラント治療編

[ 2014-02-13 配信 ]

抜けてしまった歯の治療にインプラントという治療法があります。

人工歯根を顎の骨に埋め込む手術となり、高度な技術と設備が必要になります。

成功率が高く安全な歯科医療行為とはいえ、100%成功するわけではありません。

成功もあれば失敗もあるのです。

失敗されるときは歯科医院の技術力や設備が十分でないことが考えられます。

しっかりとした技術のある歯科医院で、しっかりと最新の設備が揃った歯科医院を選びたい所です。

最近では歯科用CTというお口の中を立体的に撮影できる設備があります。

従来の2次元でしか撮影できないレントゲンより、正確な診断ができるので安全な手術が行えます。

インプラントを歯科医院で受ける際は導入されているか、提携歯科医院で受けられるかよくチェックしておくと良いです。

インプラントでは自費診療になるので高額な医療費が必要になります。

年間10万万円以上の医療費がかかった場合は医療費控除の対象になり、確定申告をされると一部還付されます。